建築物石綿含有建材調査者講習実施機関の登録をおこないました。
申込み方法
概要
令和4年(2022年)4月1日以降に開始する工事より、一定規模以上の建築物などで、石綿含有の有無の事前調査の結果等を、所管の労働基準監督署に電子システムで報告することが義務になりました。
報告が必要な工事
・解体部分の床面面積が80㎡以上の建設物の解体工事
・材料費等も含めた請負金額が税込100万円以上の建築物の改修工事
・請負金額が税込100万円以上の工作物の解体工事・改修工事
さらに、令和 5年(2023年) 10月 1日~より、事前調査は厚生労働大臣が定める講習を修了した者等に行わせることが義務化されました。
事前調査を実施出来る者
➡ 特定建築物石綿含有建材調査者
➡ 一般建築物石綿含有建材調査者
➡ 一戸建て等石綿含有建材調査者
※特定と一般は調査できる範囲は同様です。
※ 一戸建て等石綿含有建材調査者は、共同住宅では占有部分のみ調査可能です。
(共有部分の調査は一般か特定が必要です)
講習費(受講料)/人
45,500円【税込+テキスト代込み】
受講対象者
以下の受講資格に1つでも当てはまる者が受講できます
1 | 石綿作業主任者技能講習を修了した者 | 7 | 特定化学物質等作業主任者技能講習修了者で、建築物石綿含有建材調査に関して5年以上の実務経験を有する者 |
2 | 大学において、建築に関する課程を卒業後、建築に関して2年以上の実務の経験を有する者 | 8 | 建築行政に関して2年以上の実務の経験を有する者 |
3 | 短期大学(3年)において、建築に関する正規の課程を修めて卒業した後、建築に関して3年以上の実務の経験を有する者 | 9 | 環境行政(石綿の飛散の防止に関するものに限る。)に関して2年以上の実務の経験を有する者 |
4 | 短期大学又は高等専門学校において、建築に関する課程を卒業した後、建築に関して4年以上の実務の経験を有する者 | 10 | 産業安全専門官若しくは労働衛生専門官又は同項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官であった者 |
5 | 高等学校又は中等教育学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、建築に関して7年以上の実務の経験を有する者 | 11 | 労働基準監督官として2年以上その職務に従事した経験を有する者 |
6 | 建築に関して11年以上の実務の経験を有する者 |
講座内容
1日目
科目1 | 建築物石綿建材調査に関する基礎知識 1 | 1 時間 |
科目2 | 建築物石綿建材調査に関する基礎知識 2 | 1 時間 |
科目3 | 石綿含有建材の建築図面調査 | 4 時間 |
合計 | 6 時間 |
2日目
科目1 | 現場調査の実際と留意点 | 4 時間 |
科目2 | 建築物石綿含有建材調査報告書の作成 | 1 時間 |
修了考査 | 1.5 時間 | |
合計 | 6.5時間 |
合計 11時間 + 1.5時間
開催のご依頼から受講までの流れ
1
ご用意いただくもの
会場の手配は、講習日数でご手配ください。
必需品としてマイク、ホワイトボード、DVD映写装置、受付用机、講師用演題または机等のご用意をお願いします。
2
記入・FAX
開催依頼書に必要事項を記入して弊社までメールでご連絡ください。
開催依頼書送付先:watashino128@gmail.com へ
3
受講生募集
受講者1名から受付可能です。2名〜30名の団体様も受け付けております。
4
受講生の名簿作成
氏名と生年月日(和暦)が入った受講生名簿をエクセルで作成しメールで送信をお願いします。
名簿送付先:watashino128@gmail.com へ
5
受講当日
当日は、出席簿にて出欠確認を致します。
受講生は筆記用具(ボールペン・鉛筆等)をご用意ください。
6
終了後
講習終了後、当センターから請求書を発送いたしますのでそれに基づいてお支払いをお願い致します。
修了証を宅配便にてお送り致します。